はじめまして

はじめまして!

私達は、オーストラリアで同じコーチング技術を学んだコーチ3人のユニットです。オーストラリアでは、ビジネスコーチ、ライフコーチと呼ばれる私達の仕事や人生をよりよくして行くためのパートナーとしてコーチを使っています。ここ日本にも、「プロコーチ」が存在します。しかしながら、そのコーチ、コーチングがどんなもので、どのように使うのかが、あまり多くの方に知られていないのが現実です。

私達は、コーチ、コーチングを仕事の課題解決や目標達成、仕事以外の課題解決や目標達成に上手に使って、より満足度高く生きる事ができると考えています。「コーチ」を使って、人生を、仕事を、毎日をより楽しく、充実して行くことができるかをお伝えすると同時に、プロのコーチとして、あなたにもコーチングを提供して参ります。

どうぞこれより、「賢いコーチの使い方、あなたの相棒コーチ」よろしくお願いします。 そして、コーチの使い方を知って、あなたの思い通りの毎日を創っていく助けにして頂けると嬉しいです。

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2014年9月2日火曜日

18度は暖かいのか冷たいのか?

こんにちは。

急に涼しくなった地方も多く、
体がついていくのが大変な方、楽になった方、
いらっしゃるかと思います。季節の変わり目は、
体調管理が大変ですね。
同じ25度でも、毎日それが続いていたら快適かもしれませんし、
35度の翌日の25度では、肌寒く感じてしまいます。
18度の翌日いきなり25度に上がったら、ものすごく暑く感じます。

アドラー心理学の
「嫌われる勇気」がたくさん読まれているようです。
結構長い間、本屋さんで平積みになっています。

この中で、井戸水の温度は、年間通して18度と一定。
でも
冬に井戸水に手を触れると、暖かく感じるし、
夏には冷たく感じる、という記述があります。

手に触れて感じる暖かさ、冷たさ、これは
主観的には、確かにそう感じます。でも、客観的に
測ると18度と一定です。

気温もそうです。

真夏、気温が35度の時には、30度設定のエアコンの風でも
直接当たれば寒いと感じてしまう時もあります。(実感です)

この、私たちが感じる感覚は、自分にとっては
正しいものです。

ただ、実際にどうなの、というのは測ってみないとわかりません。

これって、日常の測れない部分でもたくさん起きてる事です。

「あの人は、私の言葉で気を悪くした」
「私の話がわかりにくかったので、会議でみんな戸惑ってました」
「部下は、これをやるのを嫌がっている」
などなど・・・。

自分として、そう感じるのは確かです。

でも本当に、相手の感情や考えもそうだったのでしょうか。
自分がそういう印象をもった、
という事イコール、相手がそうだった、という事にはなりません。

自分は冷たいと感じても、井戸水は冬暖かかったのと同じ温度
というようなものです。

そして、多くの問題が、
その自分の印象と、相手が本当に思ったり感じたりしたことの
かい離から生まれてきます。

もし、気温30度を寒いと感じてエアコン切ったり、
暖房入れたりしたら・・・大変な事になりますよね。(経験済みです)

まずないとは思いますが(笑)
ものすっごく手が冷えてる時、18度の水を暖かいと思って、
そのままお茶にしたら・・・おいしくないですよね。

確かめる事ができる、気の置けない間柄だったら
「なんか、嫌な事いっちゃった?」等
聞いてみる事もできるかもしれません。

でも、なかなか直接会う機会がない相手や、
もし聞いても「いやーー、大丈夫ですよー」と
本音じゃないものがかえってくるかもしれない相手の場合。

どうやって、「本当の温度」=客観的事実
を知る事ができるんでしょうか。

それには、
相手が
「気を悪くした」
「戸惑った」
「やりたくない」等
と感じた時、具体的に、何を見て聞いたのかを
詳細に検討してみる必要があります。

「どうして自分はそう感じたのか」を見ていくのです。

これって、慣れてくるまではなかなか、
難しかったりします。
「嫌がってる目をしていた」などなど・・・。

私たち相棒コーチは、メタコーチングのトレーニングの中で
この、実際の客観的事実と、解釈=感じた事
を徹底的に分ける訓練を受けています。

相棒コーチと一緒なら、温度のような客観的事実と
自分の感じた冷たい・暖かい
という感じ
を分けて、より効果的に対処する方法を見つける事が
容易です。

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